2020.04.02相続税

タンス預金は相続税対策になるのかについて徹底解説

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タンス預金をして、相続税対策をしよう。

そのように考える方々は少なからずいらっしゃいます。

自分の家で管理している現金資産について自分以外は知りようがない。

そのように考えて、タンス預金をするのですが、それは大きな間違いです。

タンス預金は、必ず見つかってしまうという宿命を持っています。

ここでは、タンス預金は相続税対策になるのか?

その疑問についてお答えいたします。

 

 

タンス預金とは?

タンス預金とは何なのでしょうか?

改めて言うまでもなく、ほとんどの方がご存知かと思います。

読んで字のごとく、金融機関に預けることなく、タンスに入れるなどして個人が自分で管理しておくお金のことです。

市場に出回っている金額の総量と日本銀行が発行している金額から考えて、タンス預金は日本国内に相当の量があると言われています。

 

 

タンス預金で相続税は回避できるのか

万が一のことを考えてタンス預金をされている方は多くいらっしゃいますし、それ自体悪いことではありません。

しかし、これを相続税対策としてされている方もいらっしゃいます。

この相続税対策としてのタンス預金は果たして効果はあるのでしょうか?

実際のお話しをすると、これをすることで相続税を回避することは現実的ではありません。

もっと、はっきりとした言い方をすると、「タンス預金で相続税を回避することは不可能」です。

税務署は故人や、親族のお金に関する動きを徹底的に調べます。

その上で、収入に対しての支出の量も見るため、明らかに不自然な金額の空白があれば、そこへのチェックが入ります。

不自然な点に関して、家族への質問を繰り返したり捜査を行ったりします。

そうすることで、どれだけ隠そうと思っても隠し切れることなく、見つかるのです。

 

 

タンス預金が税務署にばれた場合

タンス預金が税務署にばれてしまった場合はどうなってしまうのでしょうか?

まずは、延滞税が本来の納税額にプラスしてかかってきます。

後は、過少申告加算税、それに替えて悪質な行為だと判断されてしまった場合は重加算税もプラスされます。

元々払うべきだった税金の他にさらに多くの税金を支払う必要が発生してしまいますので、後から預金が出てくることのないよう事前に確認をしておくようにしましょう。

 

 

タンス預金にはリスクもある

 

上記でお伝えしたような追加の税金を支払わなければならないリスクがあります。

場合によっては、非常に多くの追加金を支払わなければいけないため、気を付けるようにしましょう。

また、追加金以外にもリスクがあります。

そのリスクとは相続時のトラブルの元になることがあるということです。

つまり隠し財産といえるのです。

隠し財産があれば、相続人全員に開示されていないため、誰かが先にその隠し財産に気付いたときに隠ぺいする可能性が出てきてしまいます。

この隠ぺいした隠し財産は、前述したように税務署の調査により、ほぼ間違いなく明るみに出ます。

そうなった際に、隠し財産を隠ぺいした事実や、それにより発生する追加金の問題により、遺族間で大きなトラブルが発生する可能性があるのです。

 

 

おわりに

タンス預金についてのことや、相続税対策は可能なのか?

どのようなリスクがあるか。

をお話しいたしました。

遺族にとって相続税対策にはならず、プラスに働くことはありません。

自分一人でタンス預金をしている分には問題ありませんが、相続になる可能性があるのであれば、タンス預金をするのではなく銀行に預けたりするなど、タンス預金をしていることを親族に伝えておいたりした方が良いでしょう。

そうすることで、相続の際にも隠し財産が原因で遺族に対して問題を残すことはありません。

 

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